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採用担当 人事ヨシコから転職活動中の皆さんへのメッセージ

採用担当 人事ヨシコから転職活動中の皆さんへのメッセージ

★採用担当として10年弱

新卒採用と中途採用に従事し、今まで見た履歴書はWEB上の職歴も含めると5000通以上今日も元気に面接中!
<第1回>

いきなりですが、ヨシコです。%e3%83%a8%e3%82%b7%e3%82%b3%e3%81%95%e3%82%93

某企業の採用を担当させていただいています。

僭越ながら、採用担当者の目線で、採用のポイントについて書かせていただこうと思います。

ということで、今回は、たくさんの履歴書・職務経歴書を送ってもらったときに、書類審査でOKとNGは、どこを基準に判断しているかというポイントを書きたいと思います。

まずは、履歴書・職務経歴書を作成するときの心構えなんですが、時々、「この人本当にうちの会社に入社したいと思ってるのかな?」と思う書類を見かけます。

私は、履歴書や職務経歴書っていうのは、自分がどんな価値がある人間か知ってもらうための手段だし、自分自身を売り込む為のプロモーション書類だと思うんです。

そこのところをよく考えて、それなりの手間と時間をかけて作成してくれてるかな?というのを考えることはよくあります。別の言い方をすれば「丁寧に!」ってこと。「雑」な印象を受ける書類は、読みたくなくなるし、読むほうも雑になるというわけ。

何でもそうだと思うけど、読んでくれる相手のことを考えて、「読みやすい、見やすいものになっているかどうか」、「採用する側が知りたいことが書いてあるか」「それを読んで、もっとよく知りたいから会ってみようという気持ちになるか」ということです。だって、この時点では、まずは選んでもらわなきゃならないんですから。

では、具体的には、どうすればよいかというポイントをいくつか書きますね。

履歴書を見るとき、一番に目が行くのは、写真なんです。

%e9%89%9b%e7%ad%86<写真>

やはり、服装と表情がポイント。

美男・美女である必要はないけど、「感じが良い」というのは、必須。

逆に、「だらしない」「話しかけづらい」と感じさせるのはNGですね。

実は私も中途採用で今の会社に雇ってもらったんですが、就職活動の時は、写真館で写真を撮ってもらいました。ちょっとお金はかかるけど、やはりプロだから、自分を最大限良く見せるような、それでいて「別人?」とツッコミが入るほどじゃない写真が撮れました。髪型やお化粧、服装なんていう以外に、ライティングによって、明るく健康的に見えるとか、姿勢も背筋を伸ばすのは勿論、ほんのちょっとした首や肩の傾きなんかで、印象が全く違うんです。私が行った写真館では、まずは一度普通に写真を撮ってくれて、それをPCの画面上で、どこが問題なのかという解説付きで見せてくれたので、いかにこういうことが大切かよーくわかりました。

あ、皆さんに写真館で撮れといってるわけじゃないですよ。それも方法のひとつ。でも、印象良くするために、ちょっとこだわって欲しいなぁと思います。

次のポイントは、職歴。

%e9%89%9b%e7%ad%86<職務経歴>

これは、どちらかといえば職務経歴書だと思います。

会社が人を採用しようとするとき考えることは、自分の会社や採用しようとするポジションで役に立つ働きをしてくれるか、と、長く働いてくれそうか ということです。

勿論、年齢によっても違ってきます。若くてあまり職歴がない方は、ポテンシャルが重要だし、ある程度の年齢で経験がある方には、マネジメント力だし、専門職の場合だと、より具体的な実績や成果(場合によっては作品を提出することも)だし、それぞれ見るポイントは分かれてきます。

ただ、全員に共通していることは、過去の職歴の退職理由や期間。

履歴書上で空白期間があるのも問題。この間何をやってたんだろう・・・と。

正当な理由なのであれば、「一身上の都合」ではなく、「会社移転で通勤圏外となったため」とか「契約満了のため」とか書いてしまうのもひとつの方法。

全てを正直に書くべきかどうか・・・は、一概には言えないんですけどね。文字にすると伝わりにくい場合もあるから、会って伝えたいというのはわかります。でも、もし、「いつも書類選考でダメになる」なんていう場合は、きちんと書いてみるというのもひとつの方法だと思いますよ。少なくとも私なら、その理由によっては、お目にかかってもう少し詳しく聞いてみよう!と思います。

実は、採用って会社にとって手間隙かかる作業なんです。新しく入社した人の教育だって会社にとっては大きな出費。でも、それは、採用した人が将来会社に利益を生み出す人になってくれるだろうという期待のもと、先行投資するわけです。だから、投資して回収する前に辞められてしまうと会社としては「損失」になってしまう。

会社って、「売上をあげる。利益を出す。」というのが、一番の目的だから、当然人を採用するときも、考えるのはそこなんですよね。

だから、その観点に立って、自分や、自分のやってきたことが、応募する会社にとって利益をもたらすんだということを伝わるように書かなきゃいけないし、すぐ辞めてしまうんじゃないかと相手が懸念しそうなことがあるなら、それを回避するようなことを書く必要があります。

もしかしたら、職務経歴書に書くより、志望動機のところに書いたほうがしっくりくるかもしれませんけどね。

そして、最後に志望動機。

職歴のところでも少し触れましたが、私は、ここは「貴方の会社に入社したい!」という熱意を伝えるところだと思っています。熱い思いが伝わってきたら・・・勿論、即面接です。

人のタイプとして「熱い!」を前面に押し出しているようなタイプの人を求めているわけじゃないけれど、「ウチは、滑り止めで受けてるのかしら」と思える方は書類選考NGにしてしまいますよね。少なくとも、募集原稿をじっくり読み、受けようとする会社のHPを見たり、そのほか調べられる範囲で調べて、そこで働いている自分を想像してその会社向け、その業務内容向けに書いて欲しいなと思います。

%e9%89%9b%e7%ad%86<最後に>

これを読んで、履歴書や職務経歴書を書くのって面倒だな!と思った貴方。

そうです。面倒なんです。だって、この先一生、何年もそこで働く会社を決めるための作業なんだから、そのくらいの気合を持って臨んで欲しいと思います。

でも、もし、もう少し楽したいと思うなら・・・。方法はないわけではありません。

人材派遣・人材紹介会社に登録するという方法。全てが楽になるというわけではないし、万人向けというわけでもないし、貴方の行きたいと思う会社に紹介してもらえるかどうかわからないけど、「無料で、力になってくれる・相談に乗ってくれる」というメリットはあると思います。履歴書や職務経歴書を添削してくれたり、模擬面接してくれたりするところもあるみたいです。それに、お給料のこととか、面接の場面で面と向かって聞きにくいことを間に入って聞いてくれたりもするようですから。

もし、興味があれば調べてみてください。

私からの人材派遣・人材紹介の会社の利用方法については、また次の機会に。

採用担当 ヨシコでした。

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